世界の国歌/民謡集

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イラン・イスラム共和国国歌

解説

1980年9月に勃発したイラン・イラク戦争は、終結までに8月もの歳月を要しただけに国力を疲弊させ、イラン国民のメンタリティに深い傷跡を残した。多数の戦死者を出した戦争の記憶がまだ生々しい1990年に、コンテストによって選ばれたハサン・リヤーヒ作曲のこの曲が国歌として採用された。「隠れイマームの再臨」と呼ばれ、1979年に巻き起こったイラン革命の精神的指導者でもあるウラマーホメイニ師の名前や、同革命が達成されたイラン歴第11月のバフマン月などが歌詞にも登場する。

イスラム原理主義国家として捉えられることの多いイランだが、ハミッド氏によれば「我々はペルシャ人という誇りをイスラム教徒であることと同じくらい誇りに思っている」と話す。他の中東諸国とは文化も文明も言語も異なり、隣国イラクとも日本と韓国ほどの違いがあるという。

 歌詞

♪和訳例

東の地平線から太陽が昇り

その陽光は信仰心あふるる者たちの

眼光となって差し込むだろう

バフマン月に成されたイスラム革命

我らの信念の輝き

ホメイニ師のメッセージ即ち自由と独立は

我らの命に刻まれてる

戦場に散った者たちよ

君らの叫びは耳に響いている

イラン・イスラム共和国は永遠に不滅たれとの

ペルシャ語

سَر زَد از اُفُق مِهرِ خاوَران
فُروغِ دیدهٔ حَق باوَران
بَهمَن، فَرِّ ایمانِ ماست
پَیامَت ای اِمام،اِستِقلال، آزادی نَقشِ جانِ ماست
شَهیدان، پیچیده دَر گوشِ زَمان فَریادِتان
پایَنده مانی و جاوِدان
جُمهورئ اِسلامئ ایران

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