朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)国歌「愛国歌」
解説
この「愛国歌」は北朝鮮の教科書には「金日成将軍の歌」と共に必ず冒頭に記されており、小学校1年生から教わっているにもかかわらず、歌えない国民は多いという。
指導者を讃える歌はいろんな行事で歌われているが、国歌を歌う機会は少なく、国家的行事でも演奏されるだけにとどまり、列席者が斉唱することもあまりない。
この曲は金日成主席の指示で1947年前後に、名曲「イムジン河」の作詞者であったパク・セヨンが作詞し、キム・ウォンギュンが作曲した。
ちなみに、南の国歌も「愛国歌」という題名が付いてるが、全く違う曲である。
歌詞
1
朝に輝けこの山河
金にも銀にも恵まれし
三千里にも渡る美しき祖国
五千年の長き歴史に
誉れ高き文化を培った
優れた人民のこの栄光
身と心のすべてを捧げ
この朝鮮を永遠に守ろう
2
白頭山の気を抱き
勤労の精神我らに満ちる
真理により団結した揺るがぬ意志で
全世界に先んじて進む
ほとばしる力は怒濤も退ける
人民の意志によって建国された国
果てしなく豊強なこの朝鮮を
いつまでも輝かさん
朝鮮語歌詞
아침은 빛나라 이 강산
은금에 자원도 가득한
삼천리 아름다운 내 조국
반만년 오랜 력사에
찬란한 문화로 자라난
슬기론 인민의 이 영광
몸과 맘 다 바쳐 이 조선
길이 받드세
백두산기상을 다 안고
근로의 정신은 깃들어
진리로 뭉쳐 진 억센 뜻
온 세계 앞서 나가리
솟는 힘 노도도 내밀어
인민의 뜻으로 선 나라
한없이 부강하는 이 조선
길이 빛내세
솟는 힘 노도도 내밀어
인민의 뜻으로 선 나라
한없이 부강하는 이 조선
길이 빛내세